大手町ゲートビルディング((仮称)内神田一丁目計画)
概要
北面ファサードで日射負荷を抑え、地域冷暖房と高効率熱源を採用。ビル実績値から設備容量を決める設計基準を策定し、事務所部分で51%削減。
基本情報
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 新築・既存 | 新築 |
| 建物用途 | 複合施設、オフィス |
| 対象の規模 | 1棟 |
| 時期 | 2025年竣工 |
| 事業者 | 三菱地所、三菱地所設計 |
| 規模 | 地上26階・地下3階、高さ約130m |
| 延床面積 | 約85,200m² |
| 主な用途 | 事務所、店舗、ビジネス・産業支援施設 |
| 環境認証 | ZEB Ready(事務所部分、2022年9月取得)、BELS 5つ星 |
| 設計・施工 | 設計:三菱地所設計、施工:大成建設 |
取り組みのポイント
- メインの開口を北面に向け、夏の日射負荷を抑える採光計画とした
- Low-E複層ガラスと高断熱材で、外皮の性能を高めた
- 全熱交換器などの高効率機器と、昼光を生かした照明制御を採用した
- 大手町エリアの地域冷暖房を神田側へ延伸し、その高効率な熱源を利用した
- 高層部のオフィスに自然換気窓を設けた
成果・目標
- 事務所部分の一次エネルギー消費量を、省エネ計算上で51%削減(ZEB Ready)
- 事業者は本計画以降、新築建物で原則ZEB水準の環境性能を目指す方針を示している
採用している要素技術
技術レイヤーの下から順に並べています。
この事例が当てはまる課題
他の建物に活かせる視点
延床8万m²を超える超高層のテナントビルでも、外皮の工夫、設備の高効率化、地域冷暖房の活用を組み合わせることでZEB Readyに届くことを示した事例です。方位を生かした開口計画や地域冷暖房への接続は、企画の早い段階でしか決められません。新築の計画では、建築側と設備側の判断を同じテーブルで検討することが重要になります。
出典
- 三菱地所https://www.mec.co.jp/news/mec221019_UK1zeb/mec221019_UK1zeb.pdf内容確認済み(2026年10月4日)
- 三菱地所設計三菱地所設計 設備設計者のコラムhttps://www.mjd.co.jp/insights/33874/内容確認済み(2026年10月4日)
- 三菱地所設計三菱地所設計 プロジェクト紹介https://www.mjd.co.jp/projects/75129/内容確認済み(2026年10月4日)
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