Layer.7 制御・最適化
デマンドレスポンス・需要柔軟性
概要
電力・熱の需給状況や炭素強度に応じて建物側の消費を調整し、系統の柔軟性に貢献する。
仕組み
電力会社やアグリゲーターからの要請、または電力の価格に応じて、空調の設定温度を一時的に緩める、蓄熱や蓄電池を使って電力の購入を減らすなどの方法で、消費電力を下げたり時間をずらしたりします。建物の躯体や蓄熱槽にためた熱を使うと、快適性への影響を抑えられます。
導入・検討のポイント
- 快適性を損なわない調整の幅を、事前に把握する
- 建物の熱容量(蓄熱)を、調整の資源として使える
- 自動で応答できる仕組みがあると、参加しやすい
新築と既存での違い
新築
蓄熱槽や蓄電池、制御の仕組みを、計画の段階で組み込めます。
既存
空調の設定変更など、既存の設備の運転調整から始められます。
実務者メモ
快適性を損なわない調整幅の把握が前提。建物の熱容量は有効な調整資源になる。
この技術を使う課題別の取り組み
建物事例
- セブン-イレブン 48店舗での空調AI制御実証全国・既存
- Sharing Cities(グリニッジ)英国・ロンドン・既存
- Flexumers4Future(熱の需要柔軟性)デンマーク・コペンハーゲン・既存