Layer.7 制御・最適化
熱源最適制御(台数・送水温度)
概要
熱源機の台数、送水温度、ポンプ・冷却塔の運転を負荷に合わせて最適化する。
仕組み
熱源機は負荷の大きさによって効率が変わり、ポンプや冷却塔の電力とも互いに影響し合います。予測した負荷に対して、熱源機の台数の組み合わせ、冷水の送水温度、冷却水の温度、ポンプの流量を、システム全体の電力が最も小さくなるように決めます。
導入・検討のポイント
- 削減の効果が大きい一方、制御の権限や保安の調整が最も難しい領域
- 熱源機、ポンプ、冷却塔を一体で考える
- 運転員の判断との役割分担を決める
新築と既存での違い
新築
計測点と制御点を最初からそろえ、最適化を前提にした構成にします。
既存
運転実績から改善の余地を見極め、段階的に自動化します。
実務者メモ
熱源系は省エネ効果が大きいが、制御権限と保安の調整が最も難しい領域。
この技術が使われている建物用途
この技術を使う課題別の取り組み
建物事例
- Johnson Controls × Nantum AI(熱源と空調機の統合最適化)グローバル・既存
- Empire State Building ディープリトロフィット米国・ニューヨーク・既存
- BCA×Microsoft 冷熱源効率の予測パイロットシンガポール・既存